INTPにこの世はかなり難しい

なんとか人間やってます

新型コロナ陽性になった話③

↓前回のつづき

notsomadnomad.hatenadiary.jp

〇発症7日目

単に寝苦しい気温の夜なのか、自分が発熱しているのか区別がつかないので体温測定。3:00ごろ、36.9度。寝苦しい。朝方に少し眠ったものの、魘されて目が覚める。右半身に何かがまとわりついてくる感覚が鬱陶しいし気持ち悪いしで、もがいていたらそのまま寝てしまった。一体なんだったんだ……。

9:00ごろ、体温36.7度。朝食を食べながら勤務準備。メールチェック、返信、予定確認。頭痛がするので少し仮眠。11:30ごろ、体温36.9度。熱はそこまで高くないのに、のぼせている感じがする。今日は一日くしゃみと鼻水に苛まれて、痛みこそないもののまあまあブルーな気分。

15:00ごろ、体温36.5度。温かいお茶を淹れて飲んだら途端に汗が吹き出してきた。もしかしなくてもコロナに体温調節機能を狂わされている?腸内環境リセットのためにビオフェルミンを30粒ほど食べる。19:30ごろ、体温36.6度。かんでもかんでも鼻水が止まらない。こんなに鼻水が出ると、今度は中耳炎が心配になってくる。

佐賀県で活動している唐津焼の作家さんのYoutubeを見ていたら、香合(合子)という道具を作っていた。香合は茶の湯の道具としてお香を入れておいたり、仏具としてお焼香などを入れておいたりするものらしい。思わず衝動買いしてしまいそうな可愛さ、というか住民税の支払いがなければ確実に買っていた。

youtu.be

21:00ごろ、体温36.9度。残っている元気を全てシャワーに費やした。動き回る元気はもとよりないが、頭を洗うと心身共にさっぱりして気分がいい。23:00ごろ、体温37.0度。氷枕を使う際に枕カバーを使っていなかった(バスタオルで包むだけだった)せいか、髪の毛先がパサついてきた。美容室の予約はまだ先なのでそれまで我慢、と思ったところで、右耳だけうっすら高音の耳鳴りがあることに気づく。コロナの症状なのか、ただの疲労なのか、それ以外なのか……。

24:00ごろ、体温37.3度。くしゃみ連発・鼻詰まり部分復活・鼻水止まらずで、いよいよ重めの花粉症かインフルエンザみたいな症状になってきた。漢方薬の小青竜湯も飲んだが、それでもこのくしゃみと鼻水の量……中耳炎が怖くて迂闊に横になれない……。試しにのどぬ〜るスプレーをしてみたら、意外と広範囲が痛かった。想像していたよりも症状の残り方がしぶとい。病魔退散にはたっぷりの睡眠が必要だというのに、味方の睡魔くんは魔力が今ひとつ足りない様子。

〇発症8日目

朝5:30、暑くて目が覚める。体温、36.6度。喉の痛みが少し復活している。左側の耳下リンパもちょっと腫れている気がする。コロナウィルスの残党、元気すぎない?念のため発熱外来を予約。エアコンを入れて仮眠しようとするも、くしゃみ・咳・鼻水のトリプルコンボでなかなか眠れず。数日前の痛みのピーク時に比べたらこの程度、と思わなくもないが、落ちついて横になれないのも結構つらい。

7:30ごろ、体温36.7度。左の腿裏に妙な筋肉痛の気配を感じる。蘇る発症0日目の悪魔。嫌すぎる。9:00ごろ、体温37.0度。出発時間ギリギリまで仮眠。11:00ごろ、耳鼻科で体温測定し36.3度。CT撮影後、副鼻腔炎ですね、これだと一ヶ月コースかな、との診断。お盆過ぎまで薬を飲む生活が確定した。トホホ。

15:00ごろ、体温36.9度。耳鼻科で処方された薬の仕訳。昼から服用開始したので、最終日は朝の分で終わる予定。17:00ごろ、体温37.3度。仕事終わらん。今日がまだ木曜日って本当に?金曜日じゃなくて?という気持ちと、今日が木曜日で良かった金曜日だったら業務スケジュール詰んでた、という気持ちが半分ずつ混ざり合っている。

19:00ごろ、体温37.2度。今日も今日とてお粥で栄養摂取。コロナのせいで熱があるのか、副鼻腔炎のせいで熱があるのか、よく分からなくなってきた。21:00ごろ、体温37.3度。今日は右側の耳下リンパが腫れているような気がする。ステッパーを踏む元気はないので、昨日に引き続き今日もお休み。

23:00ごろ、体温37.2度。副作用で眠くなるという咳止めの薬を服用。睡魔くんに大いに加勢してほしい。24:00ごろから鼻水やくしゃみが落ち着いてきた。咳は少し出るが、すんなりと鼻呼吸をできるので今日は落ち着いて眠れそう。その一方で、なぜか胃痛がじわじわ進行している。抗生物質をのんでいるからだろうか。とりあえず処方箋のビオフェルミンに加えて、市販のビオフェルミン錠も20粒くらい食べた。地味に胸痛もあるし、大人しく寝ているしかないのか……?

〇発症9日目

9:00ごろ、体温36.5度。昨晩は眠気を誘発する咳止め薬が良い感じに睡魔くんと共闘してくれたおかげで、わりと朝までぐっすり眠れた気がする。今日は左側のリンパがより腫れていて、鼻詰まりは昨日より楽だけど、喉の痛みが悪化している。

12:00ごろ、体温36.5度。咳は出るものの、抗生物質が効いて鼻呼吸ができるのでそこそこ快適。首を絞められているかのようなが苦しさが喉元にあり、息をしにくい感じがする。15:30ごろ、体温36.6度。左側の肋骨の内側(背中側)がときたまジワ……と痛む。どうしよう仕事全然終わらない作業が積みに積んでるうわあああああ、と頭を抱えていたら、そのうちの半分くらいは今月上旬に終わらせた作業だった。コロナにかかる前の自分、グッジョブ。

17:00ごろ、体温36.5度。やっぱり気管支が狭くなってるような気がする。ランニングとかトランポリンとか、ダイナミックな運動をするのはまだ無理そう(そんな予定は特にないけれど)。明日か明後日くらいから、リハビリも兼ねてステッパーを踏もうかな。

20:00ごろ、体温36.3度。今のところ味覚嗅覚がなくなった実感はないのだが、嗅覚は若干弱くなっているかもしれない。CTスキャンの映像的には「え、こんな状態だけど匂い分かるの?」ってレベルの副鼻腔炎らしい。マジか。クナイプのビオオイルとハッカ油で試したところ、多少香りを弱く感じるものの匂いの判別はできたので、現状維持なら生活に支障はなさそう。

薬のおかげでちょっと元気な気分になってきたので、旅行体験記(?)のYoutube動画で引きこもり生活を紛らわせている。今のお気に入りはMichael Downieさんという、アメリカとカナダの列車を中心に紹介しているカナダ人Youtuber。Amtrakの大陸横断列車に、人生一度でいいから乗ってみたくなった。列車の遅延が大変そうだけど、それもまた旅の醍醐味ということで。

youtu.be

23:00ごろ、体温36.6度。薬で症状が落ち着いている安心感から体温測定の間隔が開いているが、気管支は相変わらず通りが悪い感じする。ネットで調べたら、息苦しさが4週間以上続く場合はお医者さんに要相談らしいので、しばらくは様子見になりそう。胸痛も相変わらずつかず離れずの距離感を保っている。ベッドで横になってるだけでも痛みを感じるというのは、やっぱりちょっと問題だよね……。

〇発症10日目

9:30ごろ、体温36.6度。マスクをして寝たのに目覚めた瞬間から喉が干からびていたものの、白湯を飲んだら少し落ち着いた。夜間は眠気を催す咳止め薬(メジコン錠15mg)がよく効いて、中途覚醒はなし。発熱がなくなり普通の枕に戻したこともあり、とても良く眠れた。胸痛もなし。朝食後、朝の薬を服用。眠気が残っていたので二度寝。

13:30ごろ、体温36.3度。昼食後、昼の薬を服用。朝から息苦しさを感じないのは、咳止め薬が効いているからかもしれない。処方箋の去痰薬(カルボシステイン錠500mg)にも気管支を広げる効果はあるようだが、夜〜深夜にかけてまた息苦しくなったら、咳止め薬とセットでないと効果が弱いのかも。

24:00ごろ、体温36.5度。今夜もメジコン錠15mgを摂取して床に就く。だいたい30~60分ほどで眠くなってくるのだが、メジコン錠が効きやすい体質なのか、朝起きても3時間ほど眠気が持続するので、服用する時間をもう少し早めた方が良いのだろう。

つづきの記事はこちら

notsomadnomad.hatenadiary.jp