INTPにこの世はかなり難しい

なんとか人間やってます

新型コロナ陽性になった話①

ワクチン4回接種済みとはいえ第9波やばそう、と警戒していたけど、ついに感染してしまった。2020年の年明けからニュースで騒がれるようになって、2023年の夏までよく感染回避しつづけたなと思う。運が良かったね。

本当はもっと感染しないままでいたかったけど、去年や一昨年の春夏と比べて朝の通勤電車は人がぎっしりだし、そのうち半分くらいはノーマスクだし、ノーマスクで恥ずかしげもなくぜろぜろゲボゲボ悪い音の咳をする公衆衛生の概念がすっぽ抜けた人間もちらほら散見されるしで、感染は時間の問題だったと思う。まあまあ健闘したのではないか。

〇発症0日目

朝起きた瞬間から喉に違和感が。エアコンをつけたまま寝てしまったのでそのせいだろうな、と違和感を無視して出社。午前中は喉に刺激を与えないようにぬるま湯を飲んで過ごしていたら、喉の調子が良くなったので「風邪ならインドカレー食べとけば治るっしょ」と外出ランチ。胃腸の調子さえよければインドカレーが大体の風邪的なものを吹き飛ばしてくれる、と信じているインドカレー教徒なので。中辛のダルカレー、美味しかった。

午後になると急に謎の偏頭痛が始まる。なぜか髪をポニーテールにするのがつらい。頭の表面が筋肉痛になったみたいな感じでウーン…?と珍しい感覚に戸惑っていたら、脚が徐々に謎の筋肉痛を発症。昨日も東急オアシスのステッパーを一時間ほど踏み踏みしたから、そのせいかな?と様子見していたら、背中や二の腕など関係ないところまで筋肉痛&関節痛になってきたので、こりゃアカンわ、と会社を早退することに。

この時点で喉の痛みと頭痛よりも筋肉痛と関節痛がすごくて、ワクチン接種したときの痛みに似てるな〜〜嫌だな〜〜と思っていた。17:00頃、予約なしでクリニック受診。問診時に熱を測ったら38.4度で、駅からクリニックまで意外と暑くなかったのは発熱のせいか……と危機感を覚える。先生にインフルエンザと新型コロナの検査を両方してもらって、新型コロナウィルスの陽性が確定。しかも、お会計が終わってから「右耳がちょっと怪しいかも」と先生に伝え忘れたことに気づく。せっかく耳鼻科へ行ったのに、もったいないことをした。薬局で処方箋を出してもらって、そこから家に帰るまでの道のりが一番しんどかった。

夕食前に熱を測ったら38.2度だったのに、夕食後に薬を飲んで測り直したら39.2度に上がってた。なんでやねん。ゾコーバの1錠目を飲む。口の奥に残る後味がめちゃくちゃ苦い。フォロワーさんに「味覚と嗅覚があるうちに色々食べておいた方が良いよ!」と教えてもらったので、調子のいい時に部屋にストックしてあるお菓子類を少しずつ食べちゃお!と画策している。最終兵器はカルビーののり塩ポテチ。これの味と匂いが分からなくなったら味覚嗅覚消失の可能性大だ。

薬局からの帰り道にVICKSのど飴プラス(ハーバルミントパウダー)を買ったのはナイスチョイスだった。喉が多少痛くてもさほど刺激にならず、美味しく食べられる。自分の症状が本格化してなくてまだまだ軽いからって可能性もあるけれど。足の筋肉痛には、自宅にあったLIONの足スッキリシート休足時間がよく効いた。ラベンダーなどのハーブの香りで、少し気分が和らぐ。それから、アイスノンの氷枕。熱が39度もあると、頭の血管をがっつり冷やしてくれる氷枕が手放せない。

部屋が無音だと殺風景な感じがして寂しいので、BGMにYouTubeで自然音の動画を流している。とくに雨の音は、部屋の室温が体感より低くなるような感じがしてほっとする。完全に気のせいだとは思うが、でも、こういうときほど暗示は大事だ。しとしとと降る長雨に守られて、ゆったりと微睡むうちに病が少し軽くなってくれるという楽観的な暗示。

22:00くらいから急に鼻詰まりがひどくなって、鼻水もズビズビして、とにかく鼻呼吸ができなくてつらい。たぶん鼻の粘膜が腫れてるんだと思う。鼻をかんでもほとんど何も出てこないのに、少し横になっただけで鼻水がズビ…ジュ…ズビ…と音を立てて不愉快だ。気安く眠れないのが不愉快さに拍車をかけている。ちゃんと眠れないと、治るものも治らない。

〇発症1日目

朝6:00に目が覚める。体温38.4度。ゾコーバはいつ飲んでも良いらしいので、2錠目を飲む。やっぱり後味が苦い。前日夜にロキソニンを飲んでから10時間ほど経っており、徐々に筋肉痛と関節痛が復活する。8:00に朝ごはんを食べて、ロキソニンを服用。氷枕取り替え。体温38.7度。一眠りして10:30ごろ再度測定。体温36.7度。

新型コロナはとにかく無理をしないのが一番らしいので、ゴロゴロ、ゴロゴロ……としたいところだが、午後に在宅でちょろっと仕事。16:00、体温36.7度。このまま熱が出なければいいけど、ネットでコロナ闘病ブログを検索したら「39度の熱が6回出た」的な話もあったので油断はできない。このころから寒気を感じるようになるが、コロナの症状なのかゾコーバの副反応なのか区別つかず。湯たんぽがほしくなる。

昨晩は粘膜の腫れによる鼻詰まりがひどかったが、今日は粘膜の腫れが少し引いて、代わりに昼ごろから鼻水がズビズビ出るようになった。喉が痛いまま口呼吸するのはつらかったので、精神的にやや楽になる。

17:00ごろ、処方された葛根湯を投入。漢方を飲むときはやっぱり白湯が一番だね。そのまま18:30までだらだらTwitterを流し見していたところ、どうも眼精疲労で頭痛とめまいが誘発されてるな?と気づき、携帯を休み休み使うように。動きの激しい動画を見るのがつらいので、この二日間刀剣乱舞をほとんどプレイできず。

また、徐々に内臓が引き攣れるような痛み(強度:弱→中)を感じるようになる。実は数日前から内臓の攣れるような痛み(強度:微弱)があって、そろそろ生理かな〜と思っていたのだが、お前……コロナの症状だったのか……。この時期に湯たんぽは流石にちょっとな、と躊躇していたものの、手足の冷えがいよいよのっぴきならなくなってきたので湯たんぽを導入。

ネットでコロナのとき買って良かったもの、療養ログなどを調べていて、コロナは症状が毎日変化して人間を振り回す病気らしいと知っていたので、症状の種類はともかくとして、ある程度予想の範囲内ではある。まさか頭を氷枕で冷やしながらお腹は湯たんぽで加熱する、なんて不思議な展開になるとは思わなかったけど。

21:00ごろ、体温38.5度。22:00に測ったら38.7度と上がっていたので、ロキソニン服用。23:30、体温37.9度。どうも発症0日目に引き続き、夜になると熱が上がって汗をじゃぶじゃぶかくタイプのコロナらしい。サウナに入ってるのか?ってくらいじわじわと汗が出てきて、常に髪が生乾き。しかし頭を洗って乾かすような元気も気力もないのである。

〇発症2日目

朝8:30に目覚めたときから、恐ろしく喉が痛い。喉全体が縦にも横にも腫れているのを感じる。痛みを感じつつも一応水は飲めたので「水も飲めないくらい喉が痛い」ってやつの一歩手前かもしれない。しかし、ついに来てしまったか、このときが。

10:00ごろ、体温36.7度。普段は平熱が35度台なので、やや微熱気味、という感じ。左右の鼻詰まりが取れて、鼻水もほとんど出なくなった代わりにめちゃくちゃ喉が痛い。昨日までのどがスースーして爽やかだったVICKSがしみる。我慢できないほどではないが、あまりに喉が痛いので常におっかなびっくりである。

17:00ごろ、体温37.1度。19:30ごろ、体温37.0度。晩ごはんを食べて、ぼんやりTwitterをしていたところ、友人から遊びのお誘い。あれも良い、これも良いと言いながら、お盆休みに会う計画を立てる。久しぶりの遠出になりそうなのと、コロナが治ったら……の世界を想像できてとても励みになったし、喉の痛みも吹き飛ぶほどだった。

23:30ごろ、体温36.6度。夜は葛根湯を飲んで、氷枕と湯たんぽを用意して就寝。薬剤師さん曰く、体温が38度前後だとウィルスを倒す力が活性化するらしいので(?)、念のため飲んでおくことにする。

右耳だけ感じていた違和感が、ついに左耳にもやってきた。おそらく喉周辺の腹が広がっているのだと思う。めっちゃ痛いし。それと、今日の昼ごろから「鼻の奥に粘液がわいて気持ち悪い」と噂の症状を私も体験するように。うまく出せれば痰として処理できるのだが、いかんせん喉が痛いので苦行である。うがいですら水がしみて痛いのだ。

明日は昼間元気があったら、ぜひとも髪を洗いたい。汗拭きシートがあるとはいえ、毎晩大量の寝汗をかいているとどうしても限界があるので。

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